
商社勤務・オンラインMBAからの学び
目次
同級生の質
世界の若手・中堅ビジネス界のトップ層が集まっています。マッキンゼー、P&G等のグローバル企業勤務者はもちろん、弁護士・会計士、起業家や医師、中には若くして中堅企業の取締役となっている者や某国の大統領ファミリーの出身者もいました。国籍や仕事の多様性が担保されており、毎回非常に示唆に富んだ議論が展開されます。英語力を上げて入学することが望まれます。
また、定期的にグループで360度評価をする機会があり、国際的な環境の中で自分がどのように周りから思われ、何を改善すべきか気付く機会も与えられます。1週間×3回実施されるマドリードでのレジデンシャル期間でお互いを深く知る機会も与えられます。卒業後もLinkedInやFacebookで繋がっており、生涯続く友情を育んでいくことになります。
仕事とプライベートとの両立
皆、両立しています。授業やフォーラムにはどこからでもアクセス出来るので、出張が多くても対応可能です。また、万一授業に出席出来ない場合でも教授にきちんと説明すれば追加課題を提出して単位を認めてもらえるのが一般的です。それでも、私生活にかける時間を減らさざるを得ないので、周囲や家族の協力と理解は必要です。
趣味にかける時間は一切削ることになると思います。私も一定の頻度で宴席に出席していましたが、深酒は避け、解散後に大量の水を飲むことが習慣になりました。二日酔いでは毎日続く勉強に集中出来ませんから。本MBAの副専攻、高い次元でのタイムマネジメント力が身に付きます。
最後に
本プログラムは、IEのミッション”Reinventing Higher Education”が正に体現されたものです。時代のニーズに正面から応える形で編成されている上、生徒からの提言を受けながら常に改善され続けています。大変な分、得られる学びは想像以上で、人生を変えてくれるプログラムです。授業料も他のトップスクールに比べて良心的で、奨学金をもらえる場合もあります。オンラインでのMBA取得を検討される方に、卒業生として自信を持ってお勧めします。