
子育てしながら駆け抜けたオンラインMBA
目次
ファイナルプロジェクト
各タームでチームが変わり、合計3チームになるのですが、私は1タームと3タームのメンバーが同じでした。(気が合ったので一緒にまた集まろうと声を掛け合いました)
- フランスの音響関連会社でVPの41歳フランス人男性
- ローランドベルガー勤務、28歳サウジアラビア人男性
- オランダのフィリップス勤務、29歳スペイン人女性
- イタリアの銀行勤務、30歳クロアチア人男性
の4人と私の5人チームでディスカッションし、最終プロジェクトはアグリテックに決まりました。具体的には、サウジアラビアでサフランを垂直農業で生産し、サウジアラビアをはじめとした中東の国々で販売するプロジェクトでした。
チームには誰も農業関連の仕事をしているメンバーはいませんでしたが、供給国と消費国の間の輸出入規制から非効率な貿易問題が発生していることに目をつけ、消費国で最新技術を使用し、より価格の高い作物を生産するということに目をつけました。
アドバイザーとして実際にスタートアップをやっている先生にコーチングしてもらうことができるので、何度も協議しながら事業計画、利益の生まれるビジネスモデルを構築しました。どんなビジネスをするのか、どのマーケットでするのか、そして本当に社会的価値/利益を出すことができるのか、何度も考えて生み出したアイディア。最終的にはクラスでトップの成績をもらえとても嬉しかったです。
一生忘れられないResidential Week
1回目のResidential Weekは、コロナ前だったので参加できました。今思い出しても、一生忘れないくらい楽しかったです。
初日、スターウォーズやBack to the future等様々な映画ごとにチームが割り振られ、台本はなく自分たちの記憶と想像で作った劇を撮影するという課題が出されました。チームビルディングが目的だったと思うのですが、率先して前に出る人、みんなを陰ながら上手く支える人、とにかく面白い人、みんなの性格が一気に分かりとても楽しかったです。
毎日9時に集合して20時に授業が終わるまでスケジュールはびっしり埋まっていましたが、20時以降は飲みに行ったり、仕事があって帰ったり各自自由に過ごしていました。中心地に観光に行ったり、買い物や美術館にも行きました。ランチは毎日IEが用意してくれるホテルでのビュッフェで食べ、週の中頃にはルーフトップバーで学校主催の夕食を食べることもありました。昼には複数社を経営するクウェート人のクラスメイトから全員分のコーヒーが届いたり、飲みに行って泥酔して携帯電話をなくして困る人がいたり、あっという間の一週間。とても良い思い出です。
7月の卒業式が残念ながらバーチャル開催になるようですが、学年のみんなでマヨルカ島に行って船上で卒業式を受けようという企画があるので、コロナの様子を見ながら、行けたらいいなと思っています。
受験生へのメッセージ
Global Online MBAは、様々なことにチャレンジしたくて、時間をより効率的に使いたい方におすすめです。自分のライフステージに関係なくチャレンジできることもとても魅力的です。子供がいなくても、フルタイムの仕事をしながらMBAをすることは間違い無く大変な1年半になりますが、家族、パートナーと協力してぜひ素晴らしい時間を過ごすべく、頑張ってください!応援しています。