憧れを叶えたGlobal MBA
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IEで学ばなかったら
あまり考えたくないですが、IEで学ばなかったら多分、常に他人軸、他人の評価を気にしていたと思います。今はMBAを終えたことで、より長期的かつ俯瞰的に物事を捉えられる、自分軸ができました。夢は諦めなければ必ず実現すると、非常に強く感じています。仕事をしながら、あんな過酷なプログラムをこなしてきた。今後どんな困難があっても、乗り越えていけると自信がつきましたね。そして今後は自利利他の精神に照らし、自分が学んだことを社会にいかすために何ができるのか。また10年後、30年後、50年後を見据えるときに自分の存在意義をどう証明していくか、これまでよりも高い視座を持つようになりましたね。
Global MBAの思い出
いつも科目最後のライブ授業の終わりに、全員で記念撮影したのが思い出に残っています。PCモニターのカメラをオンにしたクラスメイトに会えるのが楽しみでしたね。今はWow Roomがあるから、ちょっと違うのかもしれないですが。1学期は、みんな真面目な顔をしてモニターに映っていたんですが、段々プログラムが進むにつれ、ハロウィン風に変装してくる人とか、子供と一緒に手を振って映る人もいて、世界中の級友とのつながりを実感できる大切なひとときでした。
GMBAの場合、実際にクラスメイトに会えるのはオンキャンパスで授業に参加する対面期間の限られた時間しかないので、MBAライフの一瞬一瞬をみんなすごく大切にしていたと思いますね。時間を大切に、今を生きる大切さというのをMBAで実感しました。
”人生は1年1年の積み重ね、そして1年は日々の積み重ね、1日は1時間、1分、1秒の積み重ね。それらの積み重ねが人生であること。だとすると一度きりの人生、120%全力投球するしかないですよね。
――曽我さん、もうお子さん大きいと思いますが、GMBA中はご家族との時間はどんな感じで確保されていましたか?
確かにライブ授業の時間がちょうど土曜夜6時とか7時ぐらいから開始だったので、土曜だけは一緒に食事が取れなかったですが、日曜日はなるべく家族と一緒に丸一日は無理でも半日使って近くに遊びに行ったり、何とか両立できていました。
ちょうど娘の受験と重なっていたので、親が勉強して優秀なクラスメイトと切磋琢磨しDean’s List(成績優秀者)を取ったりする姿を見て、少なくとも自分も頑張ろう、って感じてくれてたら親冥利に尽きますね。また、私のMBAライフを多方面でサポートしてくれた妻には感謝多々です。
自分の軸を大切に
私もそうでしたが、MBA受験にはいろいろなハードルがあります。もう本当にさまざまな課題が課されて、その多さに人知れず諦める人も少なくないかと思います。でもやっぱり自分の思いは大切にして頂きたいですね。自分の人生、自分がドライバーとなって車を動かさなければ何も景色は変わらないよと。またどんなにお金を払っても、時間だけは取り戻せない。今から10年後の自分もしくは自分の人生の最後の日を想像したときに、今の自分になんと声をかけるのか?それを考えて、悔いのない人生を過ごしてほしいなと思いますね。