オンラインMBAで得たかけがえのないもの
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Episode 5: 卒業式 Forever IE
ファイナル・プロジェクト終了の余韻もそこそこに、気が付けばもう卒業式の日。MBAを修了したことは嬉しいは嬉しいものの、ここで出会えた同級生達と式が終わればしばらく会えなくなると思うと、一抹の寂しさも。クラス全員ガウンを着て、みんなで集合写真をとったり、惜しむように最後の時間を楽しんでいました。
卒業式では、どなたからか頂いたスピーチの、“Graduating today from this school, you are the leaders, opinion-makers and problem-solvers of tomorrow” という言葉に、目頭が熱くなり、気が引き締まる思いに。
式も終わり、会場の外にでるとInternational MBA、Executive MBAやLaw Schoolの卒業生たちも交じりあって、グラスを片手に歓談がなされています。マドリードの夕陽のなか、私もクラスメートを探し、互いの未来に乾杯をして周りました。気付けば、さっきまで付近にいたクラスメート達が、だんだんと家族や友人の元へと。22時を過ぎ、辺りは暗くなってきました。長くもあり短くもあった私のGlobal MBAライフも、どうやらこのあたりでフィナーレを迎えつつあるようです。
喜びと寂しさが混じりあうホテルへの帰り道、WhatsAppを開くと、Forever IE, Forever GMBA、いつかまたみんなで会おうぜと万感の思いを込めて、Class Groupに送信しました。
“Thanks, guys. Good luck and goodbye. See you next time‼”
Global MBAで得られたもの5:プライスレスなネットワーキング
Global MBAのレジデンシャル期間は毎回1週間ですが、普段クラスメートと会えない分、勉強はもちろんソーシャライジングも集中して行います。夜の9時、10時くらいまでグループワークをして、それからディナーも兼ねて街に繰り出します。そのため、時差ボケと相まってクラスメートとずっといる感じにもなります。同じ釜の飯を食べる仲間といっても過言ではありません。
最後のレジデンシャル期間には、それまで実際に会っている時間はそれほどでもないのに、目の前にいるクラスメートが、まるでもう何年も知り合っている旧知の友人と錯覚するくらいです。Global MBAのネットワークは、Priceless。世界各国のクラスメートとはWhatsAppやFacebookでつながっていて、今でも近況報告や出張などで再会した写真がアップされ、全く色褪せません。