
授業・生活~入学後一か月での感想
目次
グループワークの感想
――IEはグループワークが多いですが、メンバーはどんな人たちですか?
堀川さん: 台湾系アルゼンチン人、イラン系フランス人、ドイツ系ブラジル人、生粋のマドリード人、アメリカ人、インド人、私の7名です。直近の職場も、それぞれの母国ではなくモナコ、シンガポール、ロンドンと多岐に渡っていて、期待通りの国際的な多様性に満足しています。男女比も4:3でいい感じです。経歴も、ホテル、不動産、ITエンジニア、マーケ、金融リサーチ、金融サービスと分散しています。
市川さん: コロンビア人(金融)、ニカラグア人(金融)、ブラジル人(ファミリービジネス)、チリ人(リテール)、フランス人(金融)、インド人(起業家)、私の7名です。女性は私を入れて2名。皆、効率的に仕事をしたいタイプなので、今のところ問題も起きていません。経歴も国籍もみんな違うため、考え方も違って、毎日何かしら発見があります 。それだけ違うにもかかわらず、一緒にプロジェクトをして、時に騒いで楽しく過ごせていて、多様性の醍醐味を感じています。
――グループワークの作業はどんな風に進めていますか?
堀川さん: グループワークはほぼ全科目で出ていて、10月下旬〜11月下旬に提出と発表が集中するので、各課題毎にプロジェクトリーダーとメンバー2〜3人のユニットを作り、リーダーがスケジュール管理やプレゼンの骨子を作ってユニット全員で作業しています。皆が集まる時間には各課題のうち重要な議題、次のグループワークの議題、明日までの個人課題、を7人全員で議論・確認します。うちのグループは、金曜の夕方〜日曜夜までグループワークはしないことにしており、極力短時間で終わらせて、各自好きなことができるようにしています。
私の担当する課題は、Innovation in a Digital Worldの授業でスペインの銀行のデジタル戦略を分析、プレゼンするものと、財務会計の授業で電子書籍会社の財務諸表を分析、プレゼンするものですね。早めに草案を作ってチームメンバーと議論しています。
市川さん: プロジェクトを3~4人で分担しています。グループ内で課題を割り振って、時期によってうまくバランスが取れるようにしています。今はInnovation in a Digital Worldというクラスに向けてSocial Network企業の分析をしています。Term 1からテック系授業があるのはIEならではですね。期末に向けてマーケティングプロジェクトも進めています。特定企業をグループで1社選び、ブランディングや広告といったマーケティング戦略について分析、提言を行うものです。