
授業・生活~入学後一か月での感想
目次
マドリードの生活
――生活面で今、苦労していることはありますか?
堀川さん: 郵便物ですね。Amazonは近くの郵便局に留置できますが、それ以外の郵送物は日時指定ができないので行動が制限されます。あとはディナーの時間が21時からと遅めなので、妻子を連れていけなくて心苦しいです。
私個人はマドリード3日目くらいから快適に過ごしています。大抵のものは揃うし、生活費がとても安いです。野菜、果物、肉、乳製品は日本より美味しいので、生活の満足度は日本より高いくらい。あとは湯船に浸かれれば完璧です。妻は、食べ物や生活リズムに慣れるまで苦労したようですが、 IE関連の女子会や駐在、在住者コミュニティにも積極的に参加して、今では満喫しています。長男も10月から保育園が始まったので、妻の負担が軽くなった上、長男本人にとっても集団生活や他言語に慣れるいい機会になっています。マドリードで数少ない気に入らない点は、スペイン人の喫煙率の高さですね。
市川さん: これまで住んだ海外の都市と比べてマドリードは非常に住みやすいです。物価も安いし、お店も日曜や夜遅くも開いているので便利ですね。治安もいいので、スペイン時間の遅い夕ご飯もあまり気にせず外に出て行けます。
休日の過ごし方
堀川さん: 週末はグループワークがないので、授業の復習と家族との時間にしています。子供と遊ぶときは、Retiro公園の遊具が一番充実していますが、Ventas近くのEva Duerte公園や家の近くの公園に行くことも多いです。あとは夫婦で西洋絵画が好きなので、国立美術館の年パスを作って隙間時間にマドリードの美術館を巡っています。また、マドリード近郊には日帰りで行ける世界遺産の街が多いので、課題や授業の準備が早めに終わった時は弾丸で日帰り旅行もしています。次に一泊できるタイミングでサン・セバスティアンで本場のタパスを試したり、バルセロナでESADEやIESEの友人にも会ったりしたいですね。
市川さん: 休日はまずは睡眠不足解消しています。後は新しいスーパーを見つけてご飯を作ったり、新しいパン屋さんを探し歩いてみたり、夜はクラスメートとご飯を食べに行ったりしています。