帰国後:座学では得られない経験
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MBA卒業、そしてこれから
森さん: 今は就活中で、まずは仕事を見つけるのが目標です。ただ、起業したいという思いがまだあるので、今度は1人じゃなくチームを作ってスケールとインパクトが出る事業がしたいです。もちろん仕事を探しつつ、今後成長する産業で働いてから、また自分のビジネスをしたいです。同時に夏のインターンをした関係で本を書こうという話があって、中山さんっていう、今ブラジルで働いている卒業生の方と、ベンチャーキャピタルの本をチョコチョコ書いています。ダメだったら自費出版で出そうかなっていう話を進めています。
中村さん: 僕は元の会社に戻ります。留学でしてきたことも、起業への思いも、キャリアへの考え方も全て、会社の人事部と所属部署に報告しています。僕、辞めたいと思ってるとか、ここが自分の本拠地じゃないと思ってるとか。でも、僕がなぜ、この会社が好きで固執しているかと言うと、人が良いんです。人事に副業したいから、会社が社員のしていることを応援する仕組みとか、ワークライフバランスの一環みたいな形として、副業規定を変えて欲しいと話しています。Don Buriへの投資は、投資家にもう一度プレゼンする話になっているのをネタにしながら副業規定を変える、人事も承諾する方向で動いてくれています。僕自身ももう一個したいことがあるので、日本でも会社を作るのが目下したいことです。
市川さん: 今日、なぜ一眼レフを持って来ているかというと、銀座にシェフのワーキングスペースができて、そこに僕の友達のシェフが1月から入居するんですよ。僕の事業の第一弾として、彼のプロデュースとブランディングを一緒にやろうと思っています。彼が、肉を仕入れている神奈川の店に一緒に行って料理の写真とかを撮って素材として使おうかと。そういうタネをまいて、これだったら頑張れるなっていうのをStartup Labの経験を通じてしていこうかって感じですね。