Search:
IE Business School Japanese Alumni Chapter | 建設業界・社費生から見たIE
22508
post-template-default,single,single-post,postid-22508,single-format-standard,paged-2,single-paged-2,edgt-core-1.3,ajax_fade,page_not_loaded,,hudson child-child-ver-1.0.1,hudson-ver-3.3, vertical_menu_with_scroll,smooth_scroll,side_menu_slide_from_right,blog_installed,wpb-js-composer js-comp-ver-6.7.0,vc_responsive

建設業界・社費生から見たIE

Aug 22 2019

建設業界・社費生から見たIE

 

社費生は留学後、社内で色々やってみたらいい

マーケティングやオペレーション、今まで業務で触れなかった科目は新たな知識を習得できて良かったです。MBAの必修科目って、初学者にも対応しているので、学問として難しくはないんですが、それをグループワークや討論形式で学ぶところが難しい。日本企業の阿吽の呼吸が全く通じない場で、多様性を実戦できたのが一番大きかったです。

 

ESG投資やSDGsという潮流に対応すべく企業も変わりつつあるところですが、会社で日々の業務に追われていると、なかなか実感がわかない。自分もMBA卒業した今だからこそ、社会の要請や、多様性があると会社にどんな利点があるか考えられるようになりました。

 

 

Why IE?

会社で留学期間が1年間という制限があったのでヨーロッパのビジネススクールを考えました。色々な話を聞く中で、IEは小規模校じゃないので選択科目の数が多いのも良いし、日本でも頻繁に卒業生の集まりがあって楽しそうだなと思って選びました。会社で、お前スペインで遊んで来たんじゃないか、って言われます。楽しんで来ましたよって言いますけど。人生の中で1年くらいそういう時間があっても良いんじゃないかと思います。

 

私の場合、妻子は日本に居て、単身留学したんですが、渡航したばかりの8月や、2学期が終わったタイミングに旅行も行きましたね。。短期の休みにも旅行しましたが、あまり旅行していると帰国後に妻からクレームが入るので、程々に。 

 

――1週間の短期交換留学でシンガポールにも行かれてましたよね。

 

あれも良かったですね。IEのマイナス面を挙げると、アジア人比率が十何%と低いですよね。これは欧米のスクールどこでも同じかもしれませんが、IEはアジアのケースが少ないんです。自分の場合、会社が海外展開もアジア中心なので、もう少しアジアの話やネットワークが出来ると良かったなと。SMUに行った時は、アジアでのケースが題材として選ばれていたので、本当に面白かったです。1週間っていう期間もちょうど良かったです。

 

 

MBA社費受験生へのメッセージ

社費の人って、世間的にはエリートというか育ちの良い人が多いと思うんですよね。いい大学を出て、いい会社に入って、いい部署で働いて、本流を進んできた人が多い。でも、そういう場にいるとベンチャーや、世間で起きていることを知らなくても社内では生きていけちゃう。とはいえ、せっかく社費で1年間外に出られる機会なので、色々な意味で視野を広げる留学ができるといいと思います。

 

あと、国はアメリカやイギリスだと英語が通じるから生活面では楽ですが、折角なら面白い環境に飛び込んでみるといいかもしれない。一生の内、そうそうスペインに仕事で行くことはないですよね。定年もどんどん伸びている会社員人生、その内1年くらい面白い国に行って面白い体験をするのも良い。あんまりプレッシャーを感じず、受験校考えてもらいたいです。

 

留学後、いきなり何かが変わるわけじゃないです。自分は元の部署に戻っていますし、配属先を選べないことが多いので、何のための留学か、帰国直後はわかりづらいことも多いと思うんです。そういう時、自分が今そこにいる意味が分からなくなって転職を考えたりとかもあると思うんですが、まずは今いる場所で色々頑張ってみたらいいと思います。それぞれ留学前にもともと持ってた想いもあると思うんですよね。MBA取った後会社をこうしたいとか、こういった部署を作りたいとか、色んな想いがあって社費の人は留学すると思うんですが、それを実践する機会を伺って頑張ってほしいです。

Share Post