
マドリードの1年間で得たもの
目次
幸せの定義が見つかった一年間
私費でお金がなかったんですが、本当にいろいろな所へ旅行しました。スペイン中を旅行したり、モロッコの砂漠に泊まったり、サントリーニで何回目かわからないウエディングフォトを撮ったり、他にも本当にいろいろな場所に行きました。妻は日中はスペイン語の学校に行ったり、現地で知り合った人と新しい活動を始めたり、アクティブにいろいろなことに取り組んでいました。
IEは極めて家族に優しい学校なので飲み会も常に2人で行っていたんですが、そうするとクラスメイト達が徐々に妻のことを下の名前で呼ぶようになってきたんですね。挙句の果てにはクウェート人女性のクラスメートから、「ツバサ(妻の名前)が好きだから、ツバサは飲み会にはいつも来てほしいと思ってるんだよね、あなたはどっちでもいいけど!」と言われるまでになって。夫婦でいろいろな思い出が共有できたのは本当に良かったですね。
IEでの1年間で一番良かったことは、グローバルな環境下でのリーダーシップの発揮の仕方を再現性を持って学べたことです。次に同じようなグローバルで多様性に富んだ環境に身を置いた際も、あの経験を活かしてリーダーシップを短期間で再現できる自信が付きました。
MBA受験生へのメッセージ
――最後に、受験を考えている方へメッセージを。
MBA留学はその後の人生に大きな影響を与える可能性のある時間だと思います。だからこそその時間を最大限生かす為にも、自分のコンフォートゾーンを出て、かっこつけずに素をさらけ出して色々なことに取り組んでほしいです。僕も素の自分はこうなんだ、とチームメンバーに自分の弱みや本音をさらけ出したところから仲良くなり、その上で前向きにいろんなことに取り組み続けたからこそ、素晴らしい学びと思い出、それに生涯の友を得ることができたんと思っています。
皆さんの留学生活が素晴らしいものになることを心よりお祈りしております!