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IE Business School Japanese Alumni Chapter | 教室を飛び出しやり切ったStartup Lab
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教室を飛び出しやり切ったStartup Lab

Aug 15 2018

教室を飛び出しやり切ったStartup Lab

 

Startup Labのアドバイス

皆さんがもし投資家だったら、投資要件としてどのようなものを挙げるでしょうか?

 

  1. リスクが低いこと
  2. リターンが大きいこと
  3. 早くリターンが返ってくること
  4. アイデアがウケそうかどうか
  5. メンバーの能力とやりきる力があるかどうか

 

まさにこれらがStartup Labで投資家が評価する要件です。投資家によって優先順位は異なりますが、最重要事項は投資に見合う収益を得られるかということ。ただし、Venture Labの要件と優先順位は異なると思うので、ご興味ありましたら別途ご連絡ください。Don Buriの場合は、上記の4と5が評価されたのだと思います。

 

 

所感と反省、最後に

Startup Labを振り返って、素晴らしい御縁に恵まれたと感謝しています。我々2018年1月入学のStartup Lab全41チーム中、10チーム近くで期中のメンバー変更がありました。そんなストレスの多い環境で、チーム一丸となって目標を達成し、Lab終了後もプロジェクトを継続したいと言えるのは有難いことです。

 

難しかった点は、チームマネジメント、特に個々人の働き方の価値観への対応です。プロジェクトへの思い入れの違いは当然あるにせよ(提案した人が一番思いが熱いのは当たり前)、それ以前に「時間の使い方や進め方の違い」は大きな壁と感じました。反省点も、チームマネジメントについてです。Don Buriでは、都度役割を決めていましたが、アイデアを出した責任者として、アイデアの方向性の管理は指揮をとろうと意識していました。しかし、自分も動きながら役割分担や進め方を決め、各人に配慮することは両立できませんでした。

 

特に4~5週目は、私が3週目の挽回のため発表結果を重視するあまり、メンバーとの対話を疎かにし、一方的な指示を出して自身のパフォーマンス向上に注力したことを心から反省しています。これではマネジャーは務まらない。毎週の発表後はチームで食事会をして、労いと感謝の言葉をかけていましたが、至らぬ点の方が多かったです。チーム全員が我慢して意見を尊重してくれることが多々あり、思いやりと協調の心を持ったチームメンバーに、改めて感謝しています。

 

苦労した点は、プレゼン資料作りです。IEには見た目重視でプレゼン資料を作るのが得意な人が多く、プレゼンの結果に大きな影響を及ぼすとわかりました。内容だけでなく、魅せ方も重要だと認識でき、色々調べて学べたことは大きな力となりました。

 

最後に、私ごとで恐縮ですが、レシピ開発や買い出し、試食の準備、日本食レストラン巡りなど、妻にも本当に支えてもらいました。妻の助けなく、Don Buriは継続できなかったです。妻への感謝の気持ちを最後に、Startup Lab体験記を〆させて頂きます。

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