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IE Business School Japanese Alumni Chapter | コロナ禍の留学 欧州初Tech MBA日本人第一号
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コロナ禍の留学 欧州初Tech MBA日本人第一号

May 07 2021

コロナ禍の留学 欧州初Tech MBA日本人第一号

コロナ禍の留学シリーズ第9弾は、2021年9月に日本人で初めてTech MBAに入学されるKazさんのお話を伺いました!

 

Kaz_MBA2021さん
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    Why IE?

    海外オフィスの同僚や海外ベンダーと仕事をする機会があり、もっと自分で取り組みを牽引して価値を出したいという思いから海外MBAを考えるようになりました。MBAホルダーの友人や同僚が周りにいたことも、興味を持つきっかけでした。

     

    2018年夏のMBAイベントでIEの卒業生や飯野さんからお話を伺い、プログラムの評判はもちろん、卒業生の雰囲気や愛校心の高さに興味を持ちました。下記の軸で学校を絞りましたが、IEは欧州唯一のTech MBAということもあり、あまり迷うことはありませんでした。

    • 1年程度のプログラム
    • Techに強い
    • 多様なバックグラウンドの学生
    • 今後のキャリアに活きる人的ネットワークが継続的に維持できそうか
     
    ――併願校
    • IEのInternational MBA
    • Nanyang Technological University (NTU)と早稲田大学のDouble MBA

     

     

    合格までのプロセス

     

    ――TOEFL/GMAT/ieGAT

    受験準備は2018年夏頃から細々と行ってきましたが、スコアメイクができずに苦労していました。予備校も通いましたが、一番大事なのは問題を解いて復習することを日々繰り返して慣れることだと思います。正直なところ学校提示のスコアを若干満たせていなかったのですが、Tech MBAの受験はラウンド制ということもあり、ある程度のところでエッセイや推薦書、インタビューの準備に切り替えて受験しました。


    ieGATも受験しましたが、噂通り事前に準備できない内容でした。普段仕事で英語を使っている方が高スコアを取れる実践的な内容なので、日々英語を使うことが一番の対策だと思います。

     

    ――エッセイ

    業務でパワーポイントの資料を作成する機会が多いこともあり、パワーポイント形式を選択しました。見せたい要素とTech MBAを通じて達成したいゴールを明確にすることを意識して作成しました。レビュー含めて1か月程時間をかけて最終化しました。


    Tech MBAはIMBAで求められるエッセイに加え、テキスト形式のエッセイも求められます。こちらはレビュー含め1週間ほどで作成しました。プログラムがなぜキャリアに必要な理由を考え直すいい機会になり、インタビュー対策にもなりました。

     

    ――インタビュー

    想定質問をいくつか用意し、オンライン英会話で先生にランダムに選んでもらった質問に対して回答する練習を繰り返していました。ネイティブやノンネイティブなど様々な人からフィードバックを貰うことで自信につながりました。

     

     

     

    コロナ禍受験のモチベーション維持

    正直なところ、コロナ禍によって効率良く準備ができました。

     

    • 飲み会や遊び、移動時間などが無くなり、勉強時間が確保できた
    • 学校主催のオンラインイベントが増え、効率よく情報収集ができた
    • オンラインで受講できる予備校のクラスが増え、録画での復習も容易になった

     

    一方、下記の点で不安に感じることもあり、イベントなどを通じて学校や在校生等から情報収集や相談するなどによってモチベーションを維持していました。

     

    • コロナ禍で十分なMBAの価値を享受できるのか
    • MBA卒業後の進路、就職率

     

     

    IEでの留学に期待すること

    アントレプレナーシップで有名なIEで学ぶことで、新サービスの立ち上げに必要なソフト・ハードのスキルを身に付けられることを期待しています。また、Tech MBAという少人数かつTech領域で活躍が期待される同級生たちや、幅広いバックグラウンドのInternational MBAの方々、教授陣、卒業生とのネットワークを今後のビジネスやプライベートで大事にしていきたいです。

     

    卒業後は、現在所属しているコンサルティング会社に戻る予定です。転職でより良い待遇になる可能性もありますが、既にある程度自由に仕事を任せてもらえる環境でMBAの学びを実践に活かしたいと考えています。

     

     

    受験生へのメッセージ

    MBA受験は日本の大学受験のように試験の点数だけで決まるのではなく包括的に評価されるので、日々の業務などでも挑戦し続けることが大事だと思っています。色々並行して取り組むのは本当に大変だと思いますが、諦めずに頑張ってください。


    困ったときなど、IE Japan Officeや卒業生、在校生の⽅々は皆さんとても優しく協力的なので是非連絡してみてください。私もTech MBAに進学する初めての日本人ということで、経験したことを積極的に共有したいと思います。

     

     

    【関連記事】コロナ禍の留学シリーズ

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    第7弾Tech系企業への就職を目指して(2021年9月入学)

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