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IE Business School Japanese Alumni Chapter | オンラインMBAの達成感
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オンラインMBAの達成感

Feb 25 2017

オンラインMBAの達成感

 

Interactive

クラスメートは皆住んでいるところはバラバラですが、オンラインMBAと聞いて想像するような、ただ個人でパソコンに向かうばかりの勉強とは全く異なるものでした。

 

5回のレジデンシャル期間は世界中からマドリードシとンガポールに集まり、合宿さながら密度の濃い時間を過ごします。さらに、オンライン期間はほぼ毎週のようにグループレポートまたはグループプレゼンテーションが課され、5~6人のグループで提出します。コンサルティングプロジェクトを10カ月に渡って並行稼働するので、常に授業とプロジェクトの2つのグループワークに取り組んでいました。

 

授業や課題は質が高い上に量も多く大変ですが、クラスメートと協働して培うソフトスキルや経験は、ハードスキルに勝るとも劣らない学びです。

 

 

Project-based Learning

コンサルティングプロジェクトが必修科目です。数あるプロジェクトの中から自身の希望とクライアントの要望を総合して参加プロジェクトが決まります。IE SMUプロジェクトの特長は、期間が10カ月と長く、最終提案も含めて最低でも3~4回は各対面授業期間にクライアントと教授に進捗をプレゼンします。対面授業期間前はプレッシャーが大きく、どのグループも必死に成果を絞り出そうと奮闘していました。

 

私はシンガポールの化学工場における自動運転トラックの導入プロジェクトに参加しました。最終的にクライアントに良い提案ができてお褒めの言葉を頂けましたが、それまでの道のりは平坦なものではなく、ベンダー探し、投資利益率、リスクマネジメントなど様々な課題がありました。しかし、それらを解決していく中で、授業で学んだ知識を応用したり、公認会計士のチームメイトからファイナンスの手ほどきを受けたり、成長することができました。対面授業期間前にプレゼンテーションを推敲して、チームで何度も繰り返しリハーサルをしたのも今では良い思い出です。

 

 

Diverse and Close-knit Community

IE SMU MBAは1学年30人程度と小さめのプログラムです。入学も卒業も年1回しか設定されておらず、授業は全て必修のためクラスメートは入学から卒業までずっと一緒です。クラス替えがない学校のようで、顔と名前だけでなく、どこでどんな仕事をしているかまで覚えられる人数です。それでいて国籍、居住地はもちろん、業界や専門性も多様性に富んでいます。あまり馴染みのない科目でもほぼ間違いなく同じグループ内に経験豊富なメンバーがいて助けてくれます。

 

協力的なコミュニティーはIE SMUの財産であり、卒業後の今でも交流が続いています。(日本は観光地として大人気で春夏秋冬クラスメートの誰かが旅行に来ています)

 

 

High Return on Investment

MBAは時間的にも経済的にも大きな投資であり、留学に伴う引越や離職など環境変化を難しいと感じる方も少なくないと思います。しかし、IE SMU MBAは皆仕事をしながら学んでいます。少なくとも5回現地に行くのはそれなりに負担ではあるものの、離職する必要がないので機会損失は大幅に抑えられます。

 

仕事は充実していて続けたい、もしくは家庭の事情で今の環境から離れるのは難しいけどMBAを通じてステップアップしたい方にとってオンラインMBAは一つの選択肢になると思います。

 

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