
MBAで出会った仲間とのサーチファンド立ち上げ
目次
2023年International MBA卒業後、サーチファンド「ジャパンブルズアイキャピタル合同会社」を設立した小林さんと洲崎さんにお話を伺いました。
MBA前はどんなキャリアでしたか?
小林さん:
新卒以来総合商社に勤めていました。投資管理2年半、地場中小企業とのJV立ち上げ2年、商品物流5年と様々な業務範囲を経験させて頂きました。商品物流では途中、先物取引の研修員としてロンドン、ニューヨーク、上海に合計1年ほど滞在しました。
洲埼さん:
新卒入社以来、8年間営業のキャリアを歩んできました。案件開拓を行うインサイドセールス、受注と定着化支援を行うアカウントエグゼクティブを経験し、それぞれの業務で大企業、中小企業を担当しました。
数あるMBAからIEを選んだ理由
小林さん:
①欧州域内のサーチファンド投資家ネットワークの中心がスペインであること
②1年制というプログラムが自分の境遇とキャリア選択にあっていたこと
洲埼さん:
① アントレプレナーシップに強みがあること
②1年制であること
③卒業後のキャリアで起業やベンチャーに関心があり、キャリア感とマッチしていたこと
IEで学んで何が変わりましたか
小林さん:
入学前に思い描いていたキャリアに進めたという点においてIEの人的ネットワーク、プログラムは私にとって期待どおりでした。一方で私はスペインは年中温暖なのかと思っていたのですが、それは地中海側だけで、内陸のマドリッドは冬は普通に寒かったのが予想外でした。何とかウルトラライトダウンで乗り切りました。
洲埼さん:
IEは起業への関心が高い学生が多く、ベンチャーや起業アイディアなど多くの情報とネットワークを期待通り得ることができました。良い意味で予想と違ったのは、MBA前のキャリアが、よくある金融やコンサルではなくファミリービジネスを行っている同級生が多かったことです。通常では得られない彼らとのつながりも貴重でした。
マドリッドでの暮らし
小林さん:
MBA生が通うIEキャンパスは閑静な住宅街の近くにあり、非常に落ち着いた生活ができると思います。徒歩数分以内にスーパーやジムがありますし、メトロに10分乗れば繁華街まで出られるアクセスの良さが便利でした。金曜日の授業後にセクションのみんなと学校近くのオープンテラスのバーで飲むビールは格別でした。
洲埼さん:
IE付近は日本で例えると表参道に近い印象です。高級ショップや大使館もあり、非常に安心して暮らせました。私はサッカーが好きなので、週1~2回同級生とサッカーをしたり、レアル・マドリードやアトレティコ・マドリードの試合をよく見に行ってました。各スタジアムは学校から15~30分圏内にあるため、学校帰りに世界最高峰の試合を見られる、サッカー好きにはたまらない環境です。