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IE Business School Japanese Alumni Chapter | 社費生として打ち込んだ起業
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社費生として打ち込んだ起業

Apr 23 2020

社費生として打ち込んだ起業

IEの目玉の一つであるStartup Lab、そこから選ばれたチームが進めるVenture Lab。さらにVenture Labの優秀チームが参加できるVenture Day。社費生でありながらアントレプレナーシップのカリキュラムを存分に堪能した紫藤さんにお話を伺いました。

 

紫藤 佳恵さん
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    医療とビジネスに興味があった

    高校時代から医療を通じて社会貢献したいという想いがあり、2007年に京都大学薬学部に進学しました。大学院卒業後、ドイツのバイエル薬品にファストトラックプログラムというコースで入社しました。数十年前にドイツ本社で始まった、MR(営業)として経験を積んだ後、国内外のマーケティング部署に勤務しながら海外のMBA取得を目指せるコースです。私は、営業で2年、マーケティング部署で3年半、プロダクトマネージャーとして新薬の上市を担当した後、2018年9月にIEに留学しました。

    研究ではなくビジネスの道に進んだのは、将来、弟と起業したいからです。家族が会社を経営しており、幼少期からビジネスに馴染みがありました。まずは私の興味のある医療分野でビジネスの基礎や現場感覚を学びたいと思い、製薬会社に入社しました。

    MBA受験

    受験勉強は丸1年かかりました。大阪は予備校が少なかったので、週末、東京の予備校に新幹線で通っていました。新薬が上市したばかりで業務が忙しかったのですが、上司に仕事と受験勉強を両立できるよう、かなりサポートをしてもらいました。

    ――最終的にIEに進学した決め手は?

    最初はアメリカのMBAに興味があり、何校かキャンパスビジットしました。医療とビジネス、アントレプレナーシッププレナーシップに強く、ヘルスケアに特化したプログラムがあるノースウェスタン大学(Kellogg)やデューク大学(Faqua)に興味を持ちました。Kelloggはマーケティング分野に圧倒的な強みがあり、共同作業に主眼を置いたカリキュラムが素晴らしく、最後まで迷いました。結局、私が一番したい起業に主軸を置いた授業やStartup Lab、Venture Labを通して体系的にアントレプレナーシップが学べるIEを選びました。

    卒業生の方々の印象が良かったのも決め手の1つでした。面接やエッセイ対策をして頂いたり、キャンパスビジット後のディナーでIEやマドリード生活の魅力を教えて頂いたり、先輩方には大変お世話になりました。皆さん、優秀なのにエリート感を出さない、気さくな方ばかり。型にはまらず、個性的で、なんて面白い学校なんだって思ったんですよ。

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