
Jun
18
2018
アジアを知るシンガポールでの一週間
目次
Short Exchangeの感想
授業について
アジア市場の将来性・規制・顧客特性等について、マーケティング、リーダーシップ、デジタル戦略、ファイナンスの観点から講義があり、期待通りの内容でし。SMUの日本人学生の話でも、優秀な教授が集中的に抜擢されていたようです。特に、授業の中で楽天の英語公用語化のケースを扱った際は、シンガポール人ならではの分析もあり、闇雲にグローバル化を標榜する日本企業の方針について考える良い契機となりました。授業外でも、Ascendasへの訪問で、シンガポール政府のアジアにおけるスタートアップ育成戦略について直接情報交換できたのは、大きな収穫でした。
他方、そもそも短い期間で、アジアの訪問自体が初めての外国人学生に対して基礎的な情報提供から始まったため、学びの深さとしては正直物足りない部分もありました。
施設について
SMUは建物が集中していて、地下鉄とフードコートに直結していて過ごしやすそうでした。他方、グループルームは建物の内部に小さな会議室(覗き込まないと中が見えないようになっている)のような形で設置されているのを見て、SMUの方が集中しやすい一方、IEは部屋がガラス張にすることで通りがかかった学友とのコミュニケーションが生まれやすくなっていることに気付きました。
短期間ではあるものの、IEと違う環境でアジアに特化した授業を受けることのできる貴重な機会なので、在校生や入学予定の方は是非検討されてはいかがでしょうか。さらに詳細な情報をご希望の方は、SNSやIE Japan Office経由で小職までご連絡下さい。