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IE Business School Japanese Alumni Chapter | スペインで法律を学ぶ
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スペインで法律を学ぶ

Jul 19 2019

スペインで法律を学ぶ

IEといえばMBAプログラムが有名ですが、実はIE Law Schoolもあり、時代にあった革新的なリーガル教育を提供しています。今回はそのLLMプログラムを卒業した、コモンズ綜合法律事務所の西村先生にお話を伺いました。

 

西村 俊輝さん
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    スペインのロースクールで学ぶ

    IEのLLMに入学した日本人は僕で三人目なんですよ。僕の前がMBAとDual DegreeでLLMを取得した日本人女性、さらにその1年前に有名な国際弁護士事務所の弁護士の先生が卒業されています。


    ――西村さんのこれまでのキャリアからLLMまでの道筋を教えていただけますか?

     

    日本の大学を卒業してから、日本のロースクールに通い、司法試験に合格しました。現在所属しているコモンズ綜合法律事務所で5年半、企業法務専門の弁護士として働いた後、IE Law Schoolに行きました。事務所から一定額の留学費用を負担してもらい、超過した費用は自分で負担する形でした。

     

    事務所の弁護士は全部で6名いて、比較的若いアソシエイトが僕を含め3名、事務所の方針で3名全員、2年ずつ海外に行くことになりました。2年のうち始めの1年は海外のロースクールで勉強し、もう1年は海外の法律事務所で実務を勉強することになっています。僕の前に留学した人は、アメリカに行って、その後LAの事務所で働いて帰ってきました。彼と入れ替わりで僕がスペインのIE Law School、そしてスペインとパナマの法律事務所から帰ってきたので、次の人が今シンガポールのロースクールに行っています。

     

     

    IE Law Schoolを選んだ理由

    スペインを選んだのは、上がアメリカ下はアジアに行くって言うんで、僕はヨーロッパに行こうと思ったんです。ヨーロッパならイギリスに行く弁護士が多いので、イギリスのプログラムも一応見たんですが、実務家である弁護士資格を持つ人が行く LLMでも、授業数が少なく、長い論文を書く必要があるアカデミックな感じだったんです。僕のタイプに合わないと思い、ならば仕事で英語が使えるようになるように英語でできるプログラム且つ、中でも、企業法務をしているので実務に使える内容を学べるところがいいと思って探したら、IEのLLMが面白そうだと思って決めました。

     

    ――IEのLLMプログラムはどうでしたか?

     

    面白かったですが、大変でした。僕は英語が不得意だったので、慣れるのに苦労しました。多分MBAで英語が苦手な方と似ている感じだと思うんですが、発言したり、議論したりが、最初は大変でしたね。

     

    クラスは25人くらい。中南米と南ヨーロッパの弁護士ないし法務担当をしていた経歴の人が多かったです。中南米は、ブラジル、アルゼンチン、ペルー、コロンビア、ドミニカ、ベネズエラ、メキシコもいたので7カ国ぐらい、ヨーロッパはイタリア、フランス、ポルトガル、スペインで4カ国、あとアメリカと、アジアは僕とフィリピンの学生がいました。女性が多かったですね。欧米は日本に比べて弁護士の女性の割合がかなり多いんですよ。

     

    ――プログラム中のトレックはいかがでしたか?


    トレックはロンドンとブリュッセルの2回。参加は任意なんですが、法律事務所とかリーガルテックのスタートアップとかに連れて行ってくれて、いろいろな話を聞きました。あとは裁判所や弁護士会にも行きました。

     

    イギリスとアメリカって、ヨーロッパや日本と法律の体系が大きく違っていて、英米法、大陸法って言うんですが、全く考え方が違うんです。だからロンドンの全然違う考え方に触れられたのも面白かったですし、ブリュッセルはEUの本部があるのでEU で扱っている法律の競争法とか、以前あった Google への課徴金とかを扱っている部署があるので、それぞれそこならではの特色を見せてもらいました。

     

     

    家族と一緒のマドリード生活

    ――ご家族連れての留学でしたが、学外での生活はどうでしたか?

     

    家族はもちろん大変なこともあったと思いますけど、全体で見るとすごく良かったです。スペインを選んだ理由の1つに、日本人がいない学校に行こうというのもあったんです。アメリカだと日本人の弁護士が行く学校はだいたい同じで、過去の日本人学生が作ったノートがあって、ある程度日本語で勉強できちゃうんです。僕は、そういうのがあったら絶対楽な方に流れるので、日本人がいない学校に行こうと思ったんです。

     

    でも、妻自身は自分が行きたくて行くわけじゃないし、そんなに英語も得意じゃないし、スペイン語ガッツリ勉強しようっていう気もないので、ある程度日本人と関わりがある方が良いなと思ってたんです。ちょうどIEは、MBAに日本人がたくさんいて、その仲間に入れていただけたので、すごく楽しそうでした。妻はIEのボランティアクラブみたいなのに登録していました。

     

    あと、サッカーはたくさん見に行きましたね。レアル・マドリードのスタジアムのサンチャゴベルナベウに歩いて行けたんで。マドリードの生活はとっても好きでしたね。乾いてる気候もそうだし、みんなの陽気な雰囲気もそうだし。

     

    ――IE入学後、スペイン語を頑張ってましたね。

     

    LLMプログラム開始が MBAより1か月遅かったんで、最初の1か月は語学学校に通いました。学校が始まってからはプログラムや英語に慣れるのが大変だったんですが、途中からオンラインのスペイン語レッスンを始めて自分で少しずつ練習していました。

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