
憧れを叶えたGlobal MBA
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日本を元気にすることに貢献したい
今でも覚えているのが卒業式の際にいただいたメッセージで、英語なんですけど、Graduating from this school, you’re the leaders, opinion makers, and problem solvers of tomorrow. という言葉が今も脳裏に深く刻み込まれています。これに対する答えっていうのはなかなか簡単ではないんですが、
”自分が何かしら会社の役に立ち、ひいては社会の役に立てる人間になるっていうことに他ならないのかと思います。最終的に微力ながら、日本っていう国を元気にすることに貢献していきたい。
80年代の日本はジャパンアズナンバーワンって言われて、世界から尊敬の対象として見られていた。それが90年代になるとジャパン・パッシングといわれ、それから最近、ジャパン・ナッシングとなり、人によってはジャパン・ミッシングと言うような人もいます。だからといって、日本が駄目かっていうと決してそんなことないと思うんですよ。グループワークを通じて、全体感をもって、チームワークを大切にする点は非常に日本人が得意とする領域なのかなと。クラスメイトからの360度フィードバックでも、そこは高く評価頂いたんで、その強みをうまくいかせば、まだまだ世界と渡り合っていける。
実際、私も随分IEの卒業生に刺激を受けてます。ブラジルでベンチャーキャピタルをする中山さん、ベルリンでアクセラレーターを起業した矢野さん、スパイスアップの豊田さんとか、世界で活躍してる方の話を見聞きすると、サムライ精神を感じます。今度は私も何らかの形で、人に与える側になりたいです。
昨年、今の部門に異動の際には、部下の方々から「曽我さんの、現状に満足せず、常に新たなことにチャレンジする姿勢、最後まで諦めずに共に解決策を見つけ出す粘り強さを尊敬し、見習っていきたい」と書かれたThank you カードを頂戴しました。本当は、こちらこそ優秀な彼らに感謝したいくらいなのですけど。このように、私自身がなにかしら、仕事でもプライベートでも誰か一人でもほかの方に刺激を与え、その人がさらに他の人にも刺激をあたえて、そんな一隅を照らすの精神で、最終的には日本社会全体が元気になれば本望ですね。